取引所

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更新済 Sep 18, 2026

取引所とは

取引所とは、暗号資産、コモディティ、有価証券などの金融商品が売買される、組織化された市場のことです。

取引所には、物理的な取引所およびデジタルプラットフォームの2つの形態があります。かつては立会取引に限られていた伝統的な取引所の多くも、現在では電子取引に対応しています。形態を問わず、安全で秩序ある環境の中で流動性を提供する点は、取引所に共通する役割の一つです。取引所は売り手と買い手をつなぎ、資産の売買を円滑にします。

取引所の分類方法

取引所は、取り扱う取引の種類によって分類されるのが一般的です。従来型の取引所が扱うのは現物取引で、資産はほぼ即座に決済されます。一方、先物やオプションといったデリバティブに特化した取引所もあり、その価値は原資産の値動きに連動して決まります。
取引所は、上場する金融商品によっても分類できます。暗号資産取引所、株式・証券取引所、コモディティ取引所、外国為替(FX)市場などがその例です。一つの取引所が複数のサービスを提供するケースも珍しくありません。株式市場もその一例で、各国で中心的な役割を担う取引所は「主要取引所」と呼ばれます。ニューヨーク証券取引所、東京証券取引所、ロンドン証券取引所はその代表例です。いずれも厳格な上場基準を設けています。

暗号資産取引所:中央集権型と分散型

暗号資産の分野では、取引所で、ある暗号資産を別の暗号資産と交換できるほか、暗号資産を法定通貨と交換することもできます。取引の大半は依然として中央集権型取引所(CEX)が担っています。CEXは、注文を管理し、ユーザー資産を保管する企業によって運営されています。利用しやすく、流動性が高いというメリットがある一方で、ユーザー資産を預かるカストディアル型の仕組みであるため、セキュリティと信頼性が取引所選びの重要な判断材料になります。
これに対して分散型取引所(DEX)は、中央の仲介者を介さず、スマートコントラクトを使ってセルフカストディのウォレットから直接取引できます。こうした仕組みに伴うカストディリスクを抑えられる一方、流動性がCEXに劣る場合があるほか、法定通貨の入出金などのサービスは基本的に提供されません。現時点ではCEXが取引量の大部分を占めていますが、ブロックチェーンインフラの成熟に伴い、DEXの利用も広がっています。