コロケーション

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更新済 Aug 31, 2026

コロケーションとは

コロケーションとは、データの送受信にかかる時間を短縮するため、トレーダーのサーバーを取引所のシステムと同じデータセンターに設置する仕組みです。

より広い意味では、コロケーション(「colo」とも表記されます)は、複数の個人や企業のIT機器や専用ハードウェアを保管する共有施設を指すこともあります。トレードの分野では高頻度取引(HFT)と密接に関わっており、そこでは競争力を左右するほどわずかな速度差が意味を持つため、重要性は一段と高まります。

コロケーションの仕組み

高頻度取引の分野において、コロケーションとは証券取引所が保有するデータセンター内の専用スペースを指します。その主な目的は、HFT業者やトレーダーが所有するコンピューターを、売買注文を処理する取引所のマッチングサーバーにできるだけ近くに設置することです。
データが伝わる速度には限界があるため、物理的な距離が短いほどレイテンシーを抑えられます。これにより、コロケーションを利用する参加者は、ほかの参加者よりもわずかに早く市場価格を受け取り、注文を送信できる可能性があります。その差はナノ秒単位というごくわずかなものですが、取引量が多い場面ではその一瞬が結果を左右し得るため、企業はその優位性のために多額の費用を投じています。

コロケーションが重要とされる理由

自動化されたトレードの普及とともにコロケーションの需要は拡大し、専門業界が形成されるまでになりました。この需要に応えるため、はるかに大規模なデータセンターを建設した取引所もあります。

トレード以外の分野では、キャリアホテル(企業間で通信インフラや設備を共有する拠点)と呼ばれるコロケーションセンターを指す場合もあります。こうした施設は、企業や個人向けにスペースや専門的なハードウェア、帯域幅といったITインフラを提供しています。高度なセキュリティを備えたケージやオープンラック、専用スイートなどを用意している施設もあります。中小企業にとっては、インフラをゼロから構築せずに強固な基盤を利用できるため、コロケーションが現実的な選択肢となる場合があります。

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